Exercise is medicine”運動は薬と同じ”医師の言葉が私を変える
1990年代エアロビクス全盛期、売れっ子インストラクターだった私は運動は楽しさが一番と考えていました。妊娠中もレッスンを続けていた時「妊娠中の運動のゴールは母子の安全と健康。運動は薬と同じ、正しく処方しないと赤ちゃんもママも危険。」と医師が忠告してくれました。「運動って薬なの？」と目の前の景色が一転。勉強不足を恥じ、米国スポーツ医学会認定の運動生理学士を取得することに。生理学、解剖学はもちろん、メディカルチェック、心電図の読み方、マンシェットを巻いて運動時心拍数のモニタリング、服薬と既往歴に沿った運動提案など初めて「運動処方」を学んだ経験から、運動指導者には責任が伴い、不確かな知識やスキルはクライアントの不健康やケガにつながると痛感しました。
運動は健康だけでなく幸福や充実感にもつながります。運動に対する多くの情報が錯綜する今、私は運動科学の最先端を活かし、より多くの人々が健康で充実した生活を送れるように貢献したいと考えています。

代表取締役　岡橋優子